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添乗員 スタッフ写真館

明石市老人クラブ様

まずは朝1番

日本玩具博物館へ~

館長さんと共に1枚目

館長さんは旧国鉄の方

個人経営の玩具博物館は

館長さんが24才から集めだした

日本国中の玩具や世界の玩具が

何万点も展示されています。

お客様も童心にかえり楽しまれてました

2ヶ所目は昼食~☺️

まずは鉄板に豚をのせてから野菜のせ~

野菜は蒸し焼きにして食べます~

の説明から始まって食事タイム

道の駅にて買い物が楽しいと

お客様いっぱい野菜買われてました~

 

お客様の昼食は撮影出来ず…

添乗員の昼食です(^^

認知症の父と息子と九州旅 1日目

敬老の日の前に86歳の父への親孝行を思いつきました。

老衰の加速が著しく余命半年ないだろうとの突然の医師からの宣告を受け寝たきりになる前に父を生まれ故郷に連れていく事にしました

世間を騒がせた台風10号が過ぎ去った8月の半ばに父と私と息子の3世代で九州旅行に出発です。

 

認知症で要介護3の父は歩行も困難で車いすが必要なのであらかじめJRに申し出ておきました。利用する列車を伝えておくと当日列車と線路の間にスロープを用意して下さいます。このサービスは近くのJRの駅に依頼すれば利用する全ての駅に連絡して下さいます。JRの職員さんが介助の手助けもして下さるのでとても助かります。

 

博多駅でレンタカーを借りていざ出発。

1日目、福岡県糸島市にある叔父のお墓参り、山の一面が綺麗に区画整理された霊園は叔父のお墓まで車いすで難なく行けます。しばらく黙って叔父の墓碑を見つめていた父がふと般若心経を唱え始めました。定年後10年以上毎日続けてきた般若心経の写経と読経は8年前に脳梗塞で倒れてからはすっかり遠のいていたのに叔父への思いが込み上げたのか突然の事でびっくりしました。

1泊目は佐賀県の嬉野温泉【萬象閣敷島】に泊まりました。いわゆる5つ星旅館です。

手作りのウェルカム抹茶プリンは上品な美味しさ、夕食の素材・盛付け・味はどのお料理も格別でした。写真の料理内容が一品ずついいタイミングで出てきます。和洋室の部屋にヒノキの露天風呂、もちろん温泉です。嬉野温泉のお湯はいい、とよく耳にしますがまさに化粧水です。50台半ばのおばさんの肌が翌日までしっとりしていました。

父は昨年大病を患い入退院、リハビリ、老健から介護型老人ホームに転移で気がつけば2年ぶりの温泉でした。夕食前に入浴を済ませるべくぬるめの湯船に浸からせると『気持ちいい』の連呼でご機嫌です。ですが10分もすると気持ちよすぎて眠ってしまい慌てて起こすのですが起きません。仕方なく息子と二人がかりであの手この手で何とか救出、身体を拭いて着替えさせソファーで冷たいジュースを飲ませたら幸せそう。私と息子は汗だくのクタクタ、

おかげさまで夕食がとても美味しく頂けました。。

認知症の父と息子と九州旅 2日目

2日目久留米に住む幼馴染と28年振りの再会、果たして年老いた幼馴染を認識するのかドキドキでした。しかし会うなり『ヒロちゃん』と名前を呼んで大喜びの様子、でもホッとしたのも束の間で認知症の症状なのか喜びモードが長続きせず5分もすれば無表情に戻ってしまいました。ヒロさんは久しぶりに会ったのでずっとご機嫌で話しかけて下さるのですが、、、時折うなづいて手を握られたら少し笑顔になるぐらいで会話はできません。それでも父はとても嬉しいのだと思います。余命宣告を受けてからは大好きだったお酒を解禁し時折ビールを飲ませてもせいぜい200ml程度の量しか飲めないのにヒロさんの話を聞きながら350mlの缶ビールを2本も飲んでしまいました。旧知の友と酌み交わすビールはよほど美味しいかったんだと思います。

 

2泊目は山鹿温泉【清流荘】に泊まりました。温泉露天風呂付きの和洋室は和室以外は完全バリアフリーでとても快適に過ごせました。戦闘体制で挑む父の入浴も露天風呂がバルコニーにあったのでリビングのドアを開けると目の前なので湯上がりリビングへの移動が格段に楽でした。とはいえやはり体力を使い果たして食が進み夕食をまたまた完食です。

1泊目の萬象閣と同じく夕朝食とも椅子テーブルの個室食でゆっくりと食事ができました。

認知症の父と息子と九州旅 3日目

3日目は生まれ故郷の荒尾市にある四山神社が目的地です。地元では[こくんどさん]と呼ばれて親しまれています。実はこの神社、私の祖父=父の父が設計した神社です。神社には祖父の名前が刻まれています。70年以上前の少年時代に父がよく遊んだ場所でもあります。駐車場に車を停めると『早く降りたい』と主張しました。車椅子に乗せて全景を眺めるとニコニコしています。その笑顔も長くは持たずまた無表情に戻りますがでも内心はずっと嬉しい気持ちだと思います。

 

荒尾市を後にして博多駅で88歳の叔母と10年ぶりの再会、叔母と父は8人兄弟の中でも年が近く一番の仲良しで60歳代までは毎年2回くらい神戸デートを楽しんだものです。

久しぶりに会って叔母は号泣、そしてなんと父が叔母をなだめていました。今度は感動している気持ちが少しだけ長かったような気がしました。

別れ際にも名残惜しそうに父の手を話さない叔母に『姉ちゃんも元気でな』と何度も繰り返していました。

 

故郷に帰り、友や姉弟に会い、温泉に入り美味しい料理を食べ、たったの3日間でしたが、帰る頃には顔色がよく肌ツヤもよくなったようです。

今度の休みに父に会ったら九州に行ったことを覚えているか聞いてみます。父は忘れているかもしれないけど九州の叔母とヒロさんは父に会えた事を本当に喜んでいたのは事実。

認知症の父でも誰かを幸せな気持ちにすることができるんだなと思えました。

たつの店 前嶋